来年には統一地方選挙が予定されている。
多くの都道府県では、自民党が多数を占めているが、真の改革を実現するためには、衆参のねじれを改めると共に、
地方においても選択ができるようにしなければならない。
多くの地方では、これまでの地域的しがらみがあり、自民党と対抗し得る勢力が議会で勢力を伸長することができないでいるが、
来るべき地方の時代を前に、これは住民のためにならないと思う。
都市圏においては、国政選挙と異なり、地方選挙への関心の低さを反映してか、投票率も上がらない。
本来は住民に最も近い位置にある地方選挙であればこそ、主権者たる国民の意識も上がらなければならないはずだが、
地方選挙においては個人的なしがらみがしばしば優先するようである。
また、都市圏を中心として、地方選挙における争点すら住民に伝わらない状況があるのは残念でならない。