昔は今の鏡 (むかしは いまの かがみ)

現代において、昔の出来事に参考とすべきことがたくさんある、という意味の慣用句。

確かにその通りである。

大国の興亡のように、「歴史は繰り返す」という意味合いでもそうだし、かつてのできごとから学ぶべき事例には、枚挙にいとまがない。

歴史観という見方に立つと、今は変革の時期であり、過去から学ぶことも多いはずだ。

その言葉の反対語としては、「昔は昔、今は今」がある。いずれの歴史観が正しいのかはわからないが、自分なりに考えることはある。

現在のような状況で小沢幹事長を引用すると、別な意味で注目を浴びるのかもしれないが、

正直なところ、かつて小沢さんが言っていた言葉には共感した。曰く、「変わらず生き残るためには、自らが変わらなければならない」。

「山猫」という映画の中で、革命軍を支援する理由を問われて、答えた言葉だそうだ。

過去から学び、先人の思いを変わらず伝えるために、自らが変わる。自分もかくありたい。