福沢諭吉先生の「痩せ我慢の説」の冒頭に出てくる文章。
「本来、国や国境など必要なく、国同士争い、忠君愛国などというのは不思議で在る。
しかし、現在の国際情勢に鑑みれば、これを美徳と言うほかなく、
それは瘦せ我慢に過ぎないものの、その瘦せ我慢を忘れてはならない」、
とする福沢先生の主張を体現した一文。
政治家を志す者、「国」と「私」のあり方を常に意識し、瘦せ我慢を強いることなく、
「私」の価値観を重んじていかなければならないと考えている。