埼玉県知事選挙、大野もとひろ決意表明

大野もとひろです。

昨日の出陣式における本人の決意表明を書き起こしました。

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埼玉県知事候補の大野もとひろでございます。今日は本当に暑い中、足をとめていただき、あるいはお集まりをいただきましたことを
心より御礼申し上げます、ありがとうございます。

さてこの埼玉県政、私は継承と発展、かがけさせていただいてきた、継承というのは上田県知事が16年間築き上げてきた、この埼玉県政。継承すべきことがたくさんあります。
私が一番上田知事から継承したいと思っているのは
県民本位、県民が主語である、その政治姿勢であります。
例えば先程お話しがありました、県庁建て替えの話し、突如として出てきたこの話し。

平成22年に上田県知事が行なった判断は、私は正しかったと思います。421億円のお金をかけて、県庁をたてかえる。もちろん、県庁は新しい方がいいに決まっています。

でもこれだけのお金を費やすならば、もっと他にみなさん必要なものがあるんじゃないですか。

上田さんのあの勇断のおかげで、がんセンターの建て替えや、子供医療センターの新築が行われました。

これからもそうです、もちろん、県庁は新しい方がいいに決まってる、でもその前に子供たちやあるいは高齢者、本当に多くの人たちが救いの手を、そして未来への架け橋を待っているんじゃないでしょうか。

だからこそ、私は仮に知事をさせていただいても、
上田県政で最も継承したいこと、県民のみなさまのために働く、県民目線で県民の声を実現していく、こんな姿勢を継続させていただきたい、このように思っております。

ありがとうございます。

そして、二つ目は発展です。
ここまで発展してきた県政ではありますが、しかし、埼玉はまったなし、多くの課題に直面しています。

例えば、それは日本で最も早いペースで進む少子高齢化であり、さらには治安の問題、そして今年はラグビーワールドカップ、来年には東京オリンピック、パラリンピックの競技が
東京についで多くの競技がこの埼玉県で行われることになります。

そうだとすれば少子高齢対策、そして埼玉県をまさに、もっと元気にする施策が必要であります。

そのためにも例えば交通行政については、SRや地下鉄だけではなくて、東京から埼玉の間で止まっているそんな路線を繋げることによって
もっと元気にしていきたい。そんな思いをもっています。

そして東京オリンピック、パラリンピック。治安の問題もでてきますが、私はジュリアーニさんというNY市長、
NYの治安を回復した市長が採用してきた危機管理講座で、対テロ講座4年間、警察や自衛隊、あるいは消防に教えて参りました。

そんな知見をしっかりと生かさせていただいて、プロによる目で実行的な、人の命を大切にするそんな政治を作っていきたいと思っています。

そしてこの継承と発展を行うために、もう一つ必要なものがあります。

それはみなさん、私が経験とそして埼玉に対する姿勢だと思っています。おかげさまで9年間の国会議員として、あるいは防衛大臣政務官として22万、自衛官の命をお預かりするそんな大きな経験、責任を背負わせていただきました。

ぜひともそのような経験を、今度は埼玉県にご恩返しをしたいと思っています。

埼玉県よりも党の利益、埼玉県よりも一部の人たちの利益、そんな政治姿勢には断固として体を張って、そして県民のために、目一杯頑張っていきます。

ありがとうございます。
その強い決意でこの選挙戦、17日間戦って参ります。

最後の最後になりますが、改めてお集まりをいただいた、
足を止めていただいた皆様に心より感謝を申し上げますとともに、未来の埼玉、この地域に生まれた新しい命、子供たちのために、めいいっぱい体を張って、その決意を申し述べまして、私からの初日の出陣のご挨拶とさせていただきます。
今日は本当にありがとうございます。