日本一暮らしやすい埼玉を実現する政策集2019公開しました。
大野もとひろさんを先頭に 日本一暮らしやすい埼玉を実現する 政 策 集2 0 1 9
令和元年8月5日
日本一暮らしやすい埼玉へ
16年前の夏、埼玉県政は大きく動いた。
「しがらみ一掃」を掲げ激戦を制した上田清司埼玉県知事は、従来型の公共事業バラマキ 政治で2兆8000億円の債務負担を抱えるに至った県財政を立て直し、埼玉高速鉄道やさいたまスーパーアリーナなどの県出資法人の黑字化を実現させた。また、強力なリーダー シップと県内をくまなく歩く現場主義の下、着実に財政状況を回復し、多くの成果を上げてきた。
この10年をみても、埼玉県のGDPの増加額は全国3位、県⺠の一人あたり所得の増加 額は全国1位、企業本社の純増数も全国1位。県内で発生する犯罪件数は3分の1まで減少。中学生の不登校に対する支援を強化することで高校生の中途退学率を減少させ、全国に先駆けて子供の貧困対策にも取り組んできた。
自治体行政を経営になぞらえ、最小のコストで最大の成果を上げる、経営体としての埼玉 県を創り上げた上田清司知事の姿勢を経営者の経験を活かして、私もさらに推し進めていきたい。
今後、埼玉県は日本一少子高齢化のスピードが速い県となり、日本のみならず、世界中で誰も経験したことの無い変化に向き合うこととなる。
すなわち、労働者不足、高齢者世帯や単身世帯の孤立、若年層は非正規雇用の拡大による所得格差の増大、空き家や商店街のシャッター街化によるコミュニティの崩壊。また、女性の活躍を後押しするための多様なライフスタイルの推進、LGBTQを始めとする多様な人たちの権利擁護、外国人住⺠との共生など新しい課題も山積している。
そうした課題に向き合い、県と地域社会が一体となって、あらゆる人に居場所がある共生 社会を実現するため、まちづくりに取り組み、未来への責任を果たしたい。
この政策はそのための処方箋であります。
私たちの埼玉県は、荒川や利根川をはじめとする豊かな河川、秩父の美しい山並み、見沼田んぼや武蔵野の雑木林をはじめとする自然に恵まれ、一方で「交通の要衝」としての便利さと、都市の賑わいを持っています。こうした魅力を、上田県政を継承しながら県⺠のみなさまとさらに発展させていく決意です。開かれた⺠主主義と立憲主義に基づき、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現へ、みなさまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。
令和元年8月5日 大野もとひろ
上田県政の継承と発展
◎ 「3大プロジェクト」をもっと進化させ「5大プロジェクト」へ上田県政が注力していた3大プロジェクトに、新たな時代の潮流、大野もとひろの視点を加え、発展させる。
<1>「健康長寿埼玉プロジェクト」×高齢者のスポーツ行動率UP
=『人生100年プロジェクト』
<2>「エコタウンプロジェクト」×スマートエネルギーネットワーク×スマートシティ×コンパクトシティ
=『埼玉版スーパー・シティプロジェクト』
<3>「ウーマノミクスプロジェクト」×LGBTQ 等支援
=『共生社会プロジェクト』
<4> 埼玉県境まで来ている公共機関・幹線道路の延伸、及び県内交通困難地域のアクセス向上を目指す
=『あと数マイルプロジェクト』
<5> 外国人の受入れという新たな時代への対応、及びラグビーW 杯・東京2020 オリンピック・パラリンピックを契機とした多文化交流を推し進める
=『世界のSAITAMA プロジェクト』
◎ 「現場主義」と「経営感覚」でもっと元気に
「とことん訪問」に代表される現場主義を引き継ぐと共に、そこに経営者・ライオンズガバナーとしての経営感覚を加えて取り組みます。また、県民との直接対話を大切にする「どこでも知事室」を新たにスタートさせる。
◎ 埼玉で「SDGs」を実現する(埼玉版SDGs=“S”SDGs)
現在、「埼玉県5か年計画」に基づき、様々な分野の施策が進められている。それらをSDGs※の「17 の目標」にリンクさせて「誰ひとり取り残さない、持続可能な発展・成長をする埼玉県づくり」を目指す。
※SDGs=2015 年9 月に国連で開かれたサミットで決められた国際社会共通の目標。
(=Sustainable Development Goals。持続可能な開発目標)
◎ 庁舎建て替え議論は「県民参加」を重視。1期4年の間には建て替えに向けた着手はしない。
限られた財源は建て替えよりも「公教育」・「警察」など次世代のための投資を優先させる。上田県政は、県庁舎の建て替えではなく耐震補強工事を行うことを選択し、その結果、県立小児医療センターや県立がんセンターの建て替えをスムーズに行うことが出来た。
大野も上田知事と同様に「次世代のための投資」に軸足を置いており、限られた予算は、県民が真に必要とする分野を優先させ、透明性の下で決定、執行する。具体的には、特別支援学校・児童相談所の拡充に力を入れたいと考える。また「公教育への重点投資」、県民の安心・安全に寄与する「警察への積極投資」を優先させる。
なお、県庁舎建て替え議論は「県民参加」を重視し、多様な県民のニーズを把握し、慎重な検証を重ねていく。そのため、1期4年の間に具体的な建て替えに向けた工事には着手はしない。
12 の政策分野における具体政策
① 安心して健康に長く暮らせる埼玉へ
② 結婚・出産・子育てしやすい埼玉へ
③ 産業が元気、埼玉の稼げる力の向上へ
④ 次世代を担う子供たちを育成する埼玉へ
⑤ 女性も男性も、LGBTQもいきいきと活躍する埼玉へ
⑥ 人生100年時代を見据えたシニアが活躍する埼玉へ
⑦ アクセス改善で移動しやすい、つながる埼玉へ
⑧ スポーツ・アニメ・文化・観光で、地域の活性化を埼玉
⑨ 災害・防犯に強い安心安全の埼玉へ
⑩ 儲かる農林水産業の推進
⑪ 新たなエネルギー社会の創造
⑫ 埼玉の行財政改革の継続を
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