妻に感謝

「絶対いやだけど、言い出したらやめないんだよね。」
 
 政治家になると言ったときの妻の言葉である。研究者、外交官としての私を配偶者にした彼女には、戦争を経験させてしまった。乳児であった長男に食べさせる米が残り少ないと、一日半合だけご飯を炊いて、子供にだけ食べさせ、米びつの底を見ながら、邦人保護などで帰宅しない夫を心配したそうだ。
 
 「政治家の妻」となった戸惑いや苦労は大変だろうが、言い出したらやめない夫と居ることは、もっと大変なんだろう。
 
 
 その彼女も日中は応援いただいている皆様と一緒に選挙運動に励んでいる。母も叔母を始めとする親族もみな、懸命に動いてくれている。
 
 そうした妻や家族への感謝を忘れずに。
 
 また、応援いただいている全ての皆さまへの感謝を忘れずに。
 
 毎日の新しい出会いに感謝を忘れずに。
 
 今日からまた駅前に立つ時間が長くなるが、私自身が真摯に、県民の皆様へのうったえを続けていきたい。
 
 
 スタッフに、「奥さんとの写真無いんですか」と言われて探したが、ツーショットで見つかったのは、数年前に伺ったレインボープライドでの写真と砂漠の中での写真くらい。三人の子どもも自立し、残っているのは一人だけ。これからはツーショットの写真が増えるのかな。